十年後になくなる職業

1.一般事務員
 一般事務と言われるパソコンを使って事務処理作業をする仕事は、将来的にすべて機械が処理するようになる可能性が非常に高いと言われています。実際、一昔前まで紙の書類で行っていた作業が、現在は大半がパソコンのデータで処理されています。こうした変化を見ると、今後パソコンのデータを人間に代わって機械が行うことも不可能ではありません。
 機械であれば、人間よりも確実に仕事をこなしてくれるという理由もあり、一般事務と言われる職業はなくなるのではないかと危惧されています。

 

2.小売店販売員
 現在、スーパーやコンビニのレジ係の人件費削減のため、自動釣銭機を導入するなど、実際に「なくなるのでは?」と現実化している職業が小売店販売員です。
 前述したように、受付業務や釣銭業務が自動化できることがすでに実証済みであること、そして最近ではネット通販サービスが普及していることなどを見て、小売店販売員の需要が下がってきていることが「将来的になくなる」と言われている大きな理由です。
 さらに数十年後には、店舗自体が少なくなり、ネットで完結してしまう店舗やメーカーも増えてくるのではと言われているため、そうなってしまうと販売員が必要なくなってしまうという危惧も囁かれています。

 

3.案内受付係
 ホテルやイベントの案内係や受付係なども、将来的になくなる可能性が高いと言われています。現在、ホテルの受付や案内を実際にロボットだけで行っているユニークな施設も登場しているので、不可能ではありません。
 実は、すでにさまざまなところで試験的に導入されていたり、当たり前の日常として自動化が取り入れられている部分はあります。
 また、施設内の案内などは機械導入によりパネルを使用して行ってもらうといった人件費削減方法も考えられるので、将来的に人間が行う業務が非常に少なくなってしまい、最終的になくなってしまうのではと囁かれているのです。

 

4.銀行員
 銀行員も「将来的に仕事がなくなってしまうのでは」と危惧されている職業の1つです。「銀行は信用が大事だから、人間なしでは成り立たないのでは」と思われがちですが、実は多くの部分で自動化が始まっています。
 例えば、銀行口座の開設や問い合わせなどは、現在アプリなどを活用した方法に切り替わりつつあります。また、これに伴い、銀行の店舗数も少しずつ減ってきているという現状が見え隠れしているのです。
 10年後、20年後と考えると、より機械の性能が高まり、自動化が進んでいても不思議ではありません。そのため、店舗に配属される銀行員は需要が下がってしまうのでは、と考えられているのです。

 

5.電車運転士
 10年後にはなくなっているのではないかと囁かれている職業の中でも、特に上位にランクインしている仕事が『電車運転士』です。
 実際、日本国内でも「ゆりかもめ」や「ニュートラム」などが無人運転化されています。さらに2018年、山手線が自動運転テストを開始したこともあり、より電車運転士の自動化が現実味を帯びています。
 10年後、20年後にはより精度も高くなっていると考えられることから、電車運転士は自動化され、電車に導入されるAI技術に携わる者の需要が高まるのでは、と考えられているのです。

 

 10年後もなくならないと言われている職業には、どのような仕事が入っているのでしょうか。

 

・  医師
・  看護師
・  保育士
・  介護士
・  営業職
・  データサイエンティスト

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