はじめに

 6月となり、定時理事会と定時評議員会を開催いたします。
 決算については、まだ、確定前ではありますが、法人全体での事業収入は、前期に引き続き減少となっております。
 新型コロナウイルスの2年余りにわたる影響によって、少なからぬダメージを受けているということになります。

 

 高齢者福祉については、人手不足の影響から事業規模の縮小を図ったこと及び有料老人ホームにおける入退所の動きのいずれもが低迷したことに伴い2年続きの減収となっております。
 障害者福祉については、4事業所いずれも通所であるため、利用者数の減少による収入減となっております。
 児童福祉については、定員割れが生じた園については、減収となっており、また、一時保育や子育て支援センターにおいては、その活動に制約が生じたため、減収となっております。

 

 今年度も引き続き、感染対策を優先させながらも、それぞれの福祉事業の業態に応じながら、各拠点の事業の維持継続を最優先課題として取り組んでまいります。
 今月は、新型コロナウイルス感染症下における家族面会を可能とするため、2方向から出入りできる家族面会室を2ヶ所設置致しております。
 また、非常用自家発電設備整備事業の申請をおこなっております。
 さらに、介護記録及び看護記録管理システムを新たに導入することに致しております。
 そして、現行の財務会計システムの更新時期にあたるため、来年度の導入に向けてクラウド会計の準備を開始する予定でおります。

 

 以上、事業運営の一端を申し述べ、広報「なかよし」6月号発刊にあたってのご挨拶といたします。

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