ウクライナ
面積 総計 603,700km2(45位)
人口 43,734,000人(33位)(クリミア含む)
人口密度 75.5人/km2
GDP 4兆1918億6400万
GDP(MER) 1553億ドル(57位)(クリミアとセヴァストポリは除く)
1人あたり 3741.06ドル
GDP(PPP) 5450億300万ドル(48位)(クリミアとセヴァストポリは除く)
1人あたり 1万3128.73ドル
1990年に主権宣言を採択してソビエト連邦(旧ソ連)から独立したウクライナは、政治的独立のみならず、エネルギー分野での自立を目指している。
石油・天然ガス資源に乏しく、70%以上をロシアから輸入しているが、その地勢的条件及び領域内に発達した石油・天然ガスのパイプライン網の存在により、ロシアや中央アジア産エネルギー資源の対欧州輸送ルートとして、欧州エネルギー安全保障に深く関わっている。
特に天然ガスについては、ロシア産の対欧州ガス供給のうち、約80%がウクライナを経由している。
ウクライナは、将来的には、石炭と原子力に依存する方向に政策を転換していく傾向にある。
2013年12月末時点で4サイト・13基、総発電設備容量1,181.8万kWの原子炉が運転中で、原子力発電は今後も信頼性の高い電源として、総発電電力量の40〜50%を維持していく予定である。
国内のウラン生産量は、現在、需要の約30%を満たしているに過ぎないが、発電用燃料の100%供給を目指して、ウランの生産拡大を図る計画である。