はじめに

 新型コロナウイルスの感染対策を行いオミクロン株の増減を固唾を呑んで注視する日々の中、突然ウクライナ情勢が勃発し、不安が増大するもとで3月を迎えました。
 パンデミックを想定の範囲においてBCP(事業継続計画)の策定を進めておりましたが、南海トラフ地震、昨年来の諸物価の上昇やスタグフレーションの懸念に加え、ウクライナの戦争による想定できないさまざまな影響を織り込んでおく必要性を感じております。
 加えて、ウクライナ情勢にあわせて、日本近海での有事も取り上げられるなか、「戦争」という巨大なリスクが発生した場合、福祉施設をいかに維持・継続していくのかをしっかりと認識し、事業の継続を行っていかなければなりません。
 これらのことを、3月に策定する令和4年度事業計画及び予算に反映させる必要があるものと思っております。

 

 さて、当事業年度内においては、感染対策の補助金に加え、感染対策の一環として、陰圧装置を老人ホーム内の4室に設置し、また施設建物と別棟の「家族面会室」を3箇所設けることにしております。さらにクリーンエネルギーEV導入、V2H充放電設備を行なっております。

 

 また、就労継続支援事業所クローバーズ・ピア八戸南において清水基金から助成金の交付決定をいただいております。これによって本格的に各老人施設で使う薪を供給することができ、クローバーズ・ピア八戸南の利用者の工賃上昇、利用者の増加、事業所の安定的運営を行うことができるものと思っております。

 

 以上、事業の一端を申し上げさせて頂き、「広報なかよし3月号」発刊のご挨拶と致します。

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