これからの社会

極度に歪んだ人口構造
現役世代は、収入の半分を税金と社会保障に。
高齢者の持つ資産は行く当てを失い、塩漬けに。
土地は値下がり、老朽化したインフラは放置する。
このままでは従来の健康保険の仕組みは維持できない
社会保険料率が間もなく30%を超える
後期高齢者の医療費負担を原則2割とする
総人口に対する75歳以上の人口が約1900万人と2割近くに迫る。男性の健康寿命は75歳
一人当たりの年間医療費は65歳未満で平均18万円75歳以上では91万円
25年度には年金が約60兆円、医療費が約48兆円、介護費が約15兆円で、社会保障費は約140兆円にまで膨らみます。40年度には社会保障費は190兆円を超える
「国民負担率」は25年には50%を超える
40代を中心とする中年層の未婚化と、彼らの老後リスク
親の年金や住居などを頼りに生活をしている人が、親が亡くなった後にどう生活するのか。
労働者不足によって今後「人手不足倒産」に見舞われる企業が続出する。
定年延長や再雇用で働く高齢労働者に、企業が最適な仕事を渡せるか
日本のすべての金融資産のうち70歳以上が保有する割合が急増し、2035年には日本の全金融資産の4割を70歳以上の高齢者が持つ。
30年には全資産の1割にあたる200兆円を認知症患者が保有する
日本全国で見たときには、東京五輪以降、地価や不動産価格は下がっていくしかない
価値の落ちない都市部の不動産が全体の15%、都市部や主要駅から少し離れていて、価値が徐々に下落していく不動産が70%、そして都市部や駅からも遠く離れていて、ほとんど価値のなくなる不動産が15%。
「インフラの老朽化」
22年には日本全国の2m以上の橋のうち約40%、トンネルで約31%、国が管理する水門などの河川施設の約40%が、建設から50年以上経過するという。さらにその10年後の32年になると、それぞれ65%、47%、62%にまで急伸する。
老朽化したインフラの新設・整備・補修に必要な額は今後50年で450兆円。年間9兆円必要になるが、社会保障費の増大に苦しむ国が、そんな巨費を捻出できない
2000年以上前、共和政ローマ期の政治家カエサルは「多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない」という言葉を残した。

 

Men willingly believe what they wish to believe.
People only see what they want to see.
People only see what they want to see and hear what they want to hear.

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