はじめに

 新年あけましておめでとうございます。本年もまたどうぞ宜しくお願い致します。
 年が明けてこの1年を考えたとき、やはり何と言っても昨年後半から突然現れた新型コロナウイルス変異株、オミクロンがどれだけ社会に影響を与えるかということによって、社会福祉法人信和会としての運営のあり方に大きく影響を与えるものと思わざるを得ません。
 新型コロナウイルス感染対策については、陰圧装置を2か所に設置すること、また施設の建物と別棟に家族面会室を2か所設けること等が決まっておりますが、これに加え蓄電装置の取得も予定しているところです。

 

 翻ってみれば、一昨年の2月に新型コロナウイルスの発生が周知され、施設見学や海外との往来についても相当の制約が発生いたしました。
 これにより海外との交流に制約されたことから、当法人においても予定していた外国人の実習生受け入れについても完全に中断したままに今日に至っております。
 これまで経験したことのないような深刻な人手不足の下、新型コロナウイルスの影響等によって、今まで考えられなかった経済や社会の混乱、移動の禁止等が行われるもとで、いかに社会福祉法人の事業を守り、継続することが出来るのかということに多くの労力を費やしてきたところでした。
 一部の観測によればオミクロンは感染力が強いけれども、発生する症状は軽いのでいずれ風邪扱いになるのではないかという見解もあるようですが、更なる変異株の発生も十分にあり得ることを考え、新型コロナウイルスの感染蔓延が本年度中に収束するという楽観的な考えは持ってはならないことだと肝に銘じております。
 少なくとも今年いっぱいは感染対策に全力を尽くして、そして新型コロナウイルスは、ウィズコロナであるということを全職員しっかりと認識したうえで今後の活動を計画していかなければいけないものと思っております。

 

 以上、年頭にあたって所感の一部を申し上げさせて頂き、「広報なかよし1月号」発刊のご挨拶と致します。

トップへ戻る