はじめに

 令和3年師走を迎えました。今年は前年に引き続き、圧倒的な人手不足の中、4月からは、科学的介護が始まり、事業継続計画の策定が求められ、そして福祉の現場においても、ICT化を進めるように求められてきております。
 全く新しいことを急速に進めなければならない経営環境において、各職員の戸惑いも少なくなく、どのように当法人としてこれらをスムーズに取り入れていくのかに苦心してきた令和3年であります。

 

 年が明ければいよいよ今年度の事業計画や予算を見直し、令和3年度決算完結に向けて進めていくことになります。
 このような中でやはり新型コロナウイルス関連の様々な設備、消耗品及び備蓄品などをそろえながら出来る限りの感染対策をしてきたところですが、さらに11月末になって新たな変異株が報告され、我が国政府も急激な水際対策をとっております。

 

 新型コロナウイルスの発生状況が相当程度終息してきたように見えた中、各施設においても面会等の再開を行い始めており、今後の事態の推移を見守っていかなければならないと思っております。
 他方、カーボンニュートラルを視野に入れて、ソーラーパネルや蓄電池、そして電気自動車を購入し、持続可能な事業展開の基盤として参りたいと思っているところです。

 

 12月は、賞与の季節でもあります。賞与の算定に当たっては、これまで以上に客観的で納得のできる算定方法を示すことのできるよう準備を進めているところです。

 

 以上、事業の一端をご説明申し上げ、広報なかよし12月号発刊のご挨拶とさせていただきます。

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