クローバーズ・ピアワッセ朝礼

2021年6月8日

　皆さんおはようございます。
　明けても暮れてもテレビではコロナの話ばかり1年半も続いていて、皆さんもうんざりしている所であると思うんです。
　国の方では7月末、それから9月末を大きな節目として、ワクチン接種を大々的に進めていきたいとしているのですけれども、私たちから見れば、そんなこと前から分かっているのに、今頃何を準備しているのという感じはします。
　でも、とにかく様々な理由があるにしても、加速度的にワクチンの接種が続いていくと内外の報道ではなされております。
　オリンピックとかパラリンピックとかも様々な論議を呼んでおりますけれども、やるという以上はどんな形でもやるのかもしれません。
　それに向けてもワクチンの接種が進んでいくと思いますから、色々な問題があるにしても、以前の状況に戻っていくようにしたいと思っております。
　老人ホームではワクチンの接種が済んでおりますので、外部の方との接触はまた別ですけれども本来の行事を行うようにしましょうということで、夏祭りなどを計画しております。
　もちろんこのワッセでも7月24日に夏祭りを準備してもらっているところですし、皆さんもその準備作業で、これから毎日の業務の中に入ってくると思いますので、どうぞ宜しくお願いします。
　私ももちろんワッセの夏祭りに参加したいと思っております。
　さて前回皆さんにお会いした時に、できれば6月から働く時間を長くしましょうということをお願いしたところです。
　ワッセだけでなくて、コロナの関係で障害の福祉制度がどんどん変更してきているんですが、コロナの影響で国の方では、何とか乗り切るために本来は細かい指導があるんですが、とりあえずコロナの間はやらないようにということで、棚上げ状態にきているところがあります。
　ですけれども、今の福祉制度の中でやはりその就労時間を長くして働くようにしてもらいたいと思ってこの間お話しをしました。
　そして9時半から12時10分まで働いていただくと、そして途中10分休むということなので、私が思ったのはこれで大体午前中の班の作業が終わるのかと思ったら、終わらないところも結構あるということでした。それは終わっていただかなければなりません。
　午後までかかるんだったら午後までかかって終わったあとは、その人その人、午前中あるいは午後までかかっても最初の班の作業は集団で作業を行うということ、協力すること、力を合わせて何かを成し遂げるということをしっかりと作業としてやっていただきたいということです。それが終わったら初めて、お一人お一人の能力、それから興味のあること、そういうことを通じてスキルアップを図るようにしてくれませんかというお話をしました。
　ですから、13時10分から午後の作業ですけれども、午前中の作業が残っていればひょっとしたら14時過ぎまでかかるかもしれません。そして10分の休みがあります。それから16時まで作業をするという中で、集団でここで清掃を中心とした作業をするだけで1日が終わるんじゃなくて、私はそれじゃあ手芸づくりを極めたいということであればそれを選んでもらって、そして自分の特技を生かすようにして、どこへ行ってもこれを十分に出来ますよというように長い目で見たときに一つの技術を身につける、手に職をつけるというようなことを行っていただけないかなと思っております。
　ここの建物の壁紙とか張り替えて頂いたり、これからもますますやって頂きたいと思っておりますが、建物営繕という仕事も大事ですし、清掃だけではなくてあるいは保育園の様々な作業、本町のルームメイクとか、それから色々な内外の清掃とか、集団でやって頂く作業以外に一人一人の特技を生かす作業をできるようにして、ワッセに来て5年経って、10年経ったらこれだけの能力を身に着けることができましたよというようなことをぜひ出来ないものかなと、それこそが就労継続の支援事業と思っております。
　その辺は具体的に施設長やスタッフの皆さんと相談しあって、私はこういう技術を身につけたいということで相談してそういう項目も個別支援計画の中に入れるようにして頂きたいと思っているところです。
　どうぞ少しでも新しい今までとは違って長い作業、長い時間を日常生活のリズムとして取り入れて頂いて、そして明るくて楽しい作業所にしていただきたいと思っております。
　それじゃあ皆さん今日も一日宜しくお願いします。