クローバーズ・ピアワッセ朝礼

2021年5月10日

 

 皆さんおはようございます。桜も散ってしまい、気候のいい時期になってきましたけれども、新型コロナウイルスの状況がなかなか予断を許さないということで、皆さんに頑張ってもらっています。
 この令和3年4月から福祉の制度がまた変わりました。この1年を振り返ってみると、コロナの影響で他の施設との交流もないし、見学にも行かないし、多くの方の見学も例年に比べて少ない状態でありましたけれども、新しい制度に対応してクローバーズ・ピアワッセでは様々な対応を検討してきたところです。
 その中で皆さんにお願いしたいと思って今日お話しすることは、今10時から15時20分までということで、基本的には4時間働いていただくということでおります。
 ここでは、お陰様でこのように広い施設を運営させて頂いておりますので、定員に少し満たされていないところもありますので、スタッフの充実強化も図りながら、利用者の皆さんが定員まで来ていただけるようにしたいと思っております。
 そのために皆さんの工賃を大きく引き上げることはできないかということで検討してきました。
 そこで、今できれば6月からお願いしたいと思っているのは、仮の話ですけれども、10時からではなくて、ちょっと早めて9時30分からお昼まで働いて頂いてお昼休みすると、B型の方は午後は13時から16時まで、興味があり、集中できる就労項目を選んで、スタッフに見守りをしてもらいながらその作業をやるようにしたらどうでしょうか。
 午前中は班ごとでチームワークを取りながらお仕事をして午後は自己啓発、スキルアップにもなる就労作業をするとか、そういうことをやって頂けるといいかなと思うんです。
 そうすると現在は10時から15時20分までという時間を、ちょっと頑張って頂いて、午前中は9時30分から班ごとの仕事をし、午後はそのようなことを選んで作業をしていただくことにします。今の4時間ということが5時間になります。そこでそういうようにすると工賃が上がっていくことができます。
 皆さんの月々の工賃がかなり増えるのではないかと思っております。
 工賃については皆さんに頑張って頂くことに対して、精勤賞、皆勤賞と本当にミニミニですけれども、ミニミニボーナスを払わせて頂いております。
 それをさらに充実できないかなと思っておりますし、また初めて来た人と、ずっと1年2年、5年10年と来ていただいている人と、世の中の普通の会社だと勤続年数が増えていくと工賃が上がっていく、そういうものも役所の方と話し合いながら例えば定期昇給というような形で、今年1年頑張れば来年4月からは同じ時間働いても少しは高くなるよねというようなことも実現していって、末永く皆さんが安心して、そして楽しく働いていただけるようなことを考えていきたいと思っております。

 

 今お話ししたことは、そういうことでもうやりますというような確定ということとは思わないで皆さんの気持ちがあればそれをスタッフのみんなが聞いて少しずつそういう方向に無理なく持っていければいいかなと思います。
 皆さんの工賃を引き上げ、皆さんが毎日楽しくワッセに通っていただけるような工夫を積極的に取り組んでいきたいと思っております。

 

 コロナの状況で大変なことがありますけれども、信和会が運営している老人ホームでは、老人ホームがワクチン優先なんですけれども、ワクチンが毎週少しずつ打ってきております。
 2回目のワクチンは来週の予定で始まるんですけれども、そういう高齢者施設が終わって、私のような高齢者も終わって、この就労事業所の皆さんもある程度先にワクチンが打たれると思います。

 

 政府では夏ごろまでには何が何でも全員に2回目というわけにはいきませんけど、必要量を配布したいということを言っておりますので、出来れば積極的にワクチンが打ち終わって、外に出て前と同じような生活が出来ることを希望したいと思っております。

 

 その頃には夏祭りもワクチンの状況や感染の状況によっては以前と同じように楽しく多くの方と交流しながらできればいいなと思っております。
 インドでは大変な感染者が増えているという話ではありますけれども、なんとかコロナを乗り越えながらコロナと共に本来の生活に戻っていくことを考えていかなければならないと思っています。
 積極的に皆さんも毎日の生活をどのようにしたら生きがいや潤いをもって出来るかということを話し合いながら、そして皆さんの工賃を大きく引き上げていきながら、そして多くのかたに来ていただくようにしながら、皆さんと共に頑張っていきたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いします。
 何か私のお話の中でわからないところや、疑問に思うことがあったらスタッフの皆さんにお話をしてください。
 それじゃ皆さん今日も一日宜しくお願いします。

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