はじめに

 新型コロナウィルスの対応に日々追われる中、感染症に対応する各種消耗品や、様々な什器備品、あるいは面会室の分離、整備等を行うことに日々追われております。
 7月の末頃に、コロナの発生状況はピークが過ぎたとの政府筋の見解が示されましたが、なおもって日々の感染者数は減少しておらず、従って、各施設においては厳重なる感染対策を行い、まことに不本意ながら、面会等もできない状態で、お断りしていることが続いております。
 これらの状況に対応するために、リモートでの面会や、あるいは各施設における対応や打合せ等についても、できるだけ直接集団で協議することは避け日々の作業を進めておりますが、しかしながらやはりスタッフ同士、あるいは利用者の方々と直接面談することによって感じたり把握することができる面も少なくなく、それをどのように業務の上に反映していくことができるかを改めて検討しているところです。
 高齢者施設における各種の行事は規模を大幅に縮小し、開催時期も先送りとしておりますが、秋には内輪だけではありますが、敬老会を行うことを予定しております。
 夏祭り等の行事を行わなかったことの予算を敬老会のプレゼント品に充て、今年はガーゼ浴衣をお一人お一人に贈呈することにいたしております。
 外部の方々からの接触はできる限り高齢者施設においては避けておりますが、施設利用の皆様においてはできるだけ従来と変わらない日々の生活を送っていただくよう努めております。
 障害者施設の通所については、利用者の方々に慎重な日常生活を送るよう、新しい生活様式に基づいて日々を送っていただくよう重ねてお願いし、自宅と事業所との往復のみに限定するようお願いしております。
 保育園については、区や市の指導をできるだけ忠実に守り、万が一でも感染対策がほころびることのないよう、そして情報の公開が遅れることなく、即座に行うことを心しているところであります。
 秋にかけ、さらにコロナの感染者が増えるとの専門家の意見もあり、決して油断をすることなく、そして職員間でさらに緊密に連絡をとりあって、隙のない体制で日々を過ごしていきたいと思っております。
 以上、事業の一端をご説明し、広報「なかよし」9月号発刊のご挨拶とさせていただきます。

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