ワッセ朝礼 4/23
2020年4月23日
皆さんおはようございます。大変な社会環境、新型コロナウイルスの中で皆さん元気に毎日通って頂いてご苦労様です。
また、マスクもして感染予防をするということでお願いしております。
そして今このように、ソーシャルディスタンスということで、一定の距離を置いて密集とかにならないようにするということでお願いしてきました。
私どもの事業所では、東京都、仙台、盛岡、八戸にこのような就労継続支援事業所をオープンしておりますけど、東京は皆さんご承知の通り密集しているのでこの4月20日から5月6日まで事業所を休むことにしております。
また、八戸も同じように4月29日から5月6日まで休むことにしています。
ですけれども、仙台と盛岡の事業所は比較的このように広くゆとりがありますし、また多くの利用者の方々に来て頂いていることに対応して、継続して事業所を維持していくということにしております。
今から1カ月前、3月23日は日本で感染者が千人くらいしかいなかった。昨日は1万1千9百何十人ということで、この1カ月で10倍以上に増えております。世界でも260万という人が感染者ということになっております。
このような大変に厳しい状況なので、今度から皆さんが出勤しておいでになったときは、この非接触型体温計で熱がないかを確認して、熱が一定程度37度を超えるようであれば、様子を見るということにして頂きたいと思います。
また機材が用意出来れば手洗いチェックという機械もあるようなので、手洗いも十分にして感染対策に万全を期して頂きたいと思っております。
国の方では4月7日に緊急事態宣言を発令しまして、続いて4月16日、先週の木曜日に全国で緊急事態宣言を発令しました。
感染者がどの様に感染するかということをちょっとだけ、私は医学関係の人間ではないですけれどもお話をしておきますと、一つは経口感染、口を経てウイルス菌が入ると、この菌は肺の方まで入ることで新型肺炎とも言われている訳です。もう一つは飛沫感染、菌を持っている人がくしゃみをするとその飛沫で感染するということで言われていましたので、1メートル、2メートルぐらいの距離であれば床に落ちてしまうので大丈夫ですよということだったんです。しかしながら色々研究した結果、飛沫感染だけではなくエアラゾルという細かい霧状になったものだと結構な距離を飛んでいく、だからこれぐらいの距離でも場合によっては菌が届くかもしれないということで、空気の入れ替えをして換気に努めて下さいと、だから密室、密集は良くないんですよと言われています。
それと接触感染ということがあります。この接触感染を防止するために手洗いを十分に行わなければならないということで、何もしなければ外出して帰ってくれば100万個くらいの菌がついているそうですが、丁寧に手を洗うとほとんど取れる、数個まで下げることが出来るんですね。
手に菌がついていると、我々は無意識のうちに一日何回も顔を触る訳ですね。そうすると顔を触ると、顔は、目とか口とか鼻とかに粘膜があるので、そこを通して体の中に菌が入っていくということだそうです。
例えばどこかのコンビニとかホテルで感染者が出たとなると感染菌を持った人がそのホテルでどこどこに行って何を触ったか分からないわけですね、ですからその店を閉めて全部消毒するんです。
私たちも外出して自宅へ帰った時に外で何に触っているかというのは無意識のうちにたくさんの物に触っている、その中で菌を持った人が触ったあとに触ればまさにここに菌がついてしまう訳です。
ですから自宅へ帰ったら丁寧にまずは手を洗う、そういうことを心がけて、何とかこの未曾有の非常に大変困難な新型ウイルス対策をしっかりとやって、そしていずれワクチンが出ると思いますし、また終息するときには心置きなく運動とか、お花見に行ったり、街に行ったりとかできる時期を期待して皆さんと共に頑張っていきたいと思います。
どうぞ感染対策を十分に宜しくお願いします。