濃厚豆乳担々麺
2020年1月22日
千葉県の香取市は、川越市とともに小江戸の一つである。
昼時に食事のメニューを見たら、濃厚豆乳坦々麺があった。
大分前に日光に行った時に、宇都宮で豆乳ラーメンを食べたことがあり、それを思い出して、迷わずに濃厚豆乳坦々麺を注文した。
ラー油の辛味と、山椒の痺れる辛さが、濃厚なごまと、よく合い、豆乳がそれをマイルドに包み、味わい深くなっており、寒さもあって、ガツガツと食べてしまった。
後日もう一度食べたいと思ったが、香取までそんなに行く機会があるものでもないことから、ネットを見たら通販でも美味しそうなものがたくさんあった。
＜山椒とラー油の風味を利かせた醤油系の少なめのたれに、ゆで麺を入れ、豚肉のそぼろとネギ、ザーサイなどを載せたスタイルのものが一般的である。そぼろは、豚肉を中華包丁でみじん切りにし、ラードを入れた中華鍋で、料理酒、甜麺醤、塩、醤油を加えてぱらぱらになるまで炒める。
味付けは、ラー油、花椒の粉または花椒油（辣油の華北山椒版）、醤油がベースで、少量の酢、塩などを合わせる。日本の担担麺でよく用いられる豆板醤や芝麻醤はあまり用いられない。この辛い液が入った碗に、ゆでた麺を入れてから、具を載せる。具は一般的に豚肉のそぼろで、薬味には刻みネギ、もやし、刻んだ冬菜〈カラシナ〉の漬物、エンドウの芽、煎りゴマ、刻んだピーナッツ、揚げた大豆などが添えられる。＞