人生は70歳から

2019年12月20日

 

 昨日の朝この本を手にして、お昼にはザッと目を通した。
 同感だった文は以下の通りです。

 

・老化をマイナス思考でとらえず、プラス思考へ転換
・忘れてしまう力、力を抜く力
・歳を取れば取るほど謙虚、丁寧な言葉遣いをする
・相手を立てる 相手に譲る
・70年も生きていれば、こうもなるだろう
・今できることで一番楽しいことを追求する
・老化に逆らうのではなく、いったん全面的に受け入れる
・意見の合わない人がいて当たり前、すべての人とうまくやっていくのは難しい
・腹の立つことがあっても、「ま、いいか」と割り切る
・次に「それがどうした」と開き直る
・最後に「人それぞれ」と達観の境地に至る

 

 この本の最後の方には、団塊世代の責任や日本の官僚組織の問題などが記載されていた。
 そのような意見に対し賛否を言うつもりもないし、私には、自覚も識見もない。
 私は、団塊世代に属するのであるが、この世代を代表したり、連帯したり、あるいはその一翼を担ったりはまったくしておらず、一個人として歳月を重ねた結果として今日に至っているに過ぎない。
 一言で「団塊の世代」と呼ばれることは、とても不本意に感じるが、この年齢の特徴は、個人差は多いだろうが、今のところ以下のように思っている。

 

1、ステータス向上の可能性などはないし、今更求めようとしない
2、変動収入はほとんどなく、義務的な支出(養育費、住宅ローン等)も少ない
3、今更、貯蓄を増やそうとは思わないし、それなりに消費している
4、長期の見通しは、現実味が乏しく、短期的になりやすい
5、様々な人と会うのは楽しいが、今さら濃密な人間関係の構築は望まない
6、生活のリズムを楽しみながら、自分の身体のケアーに時間をかけている
7、たまには、馬鹿げたこともするが、リカバリーの範囲内だ

 

 ノルマのないフリーな生き方は、人生では、幼児の時と今だけかもしれない。
 人と喧嘩はしないし、怒らないし、そして欲はなくなったなぁ
 でも、さらに年齢が進むとそれに合わせてライフスタイルも変化するでしょうねぇ

 

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