LVMHグループ

 

ルイビトンがティファニー買収1.6兆円というニュースがあり、驚いた。
あのオードリーヘプバーンがティファニーで朝食をという映画で有名なブランドを買収とは、ルイビトンはどんな企業かを見てその大きさに驚いた。
LVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(エルヴェエムアッシュ モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)は、フランス・パリを本拠地とするコングロマリットである。ユーロネクスト・パリ上場企業。世界最大のファッション業界大手企業体とされる。
1987年に、ルイ・ヴィトンとモエ・ヘネシーの両社が合併して誕生した。現在はフランスやイタリア、スペインなどのヨーロッパを中心に60近くの高級ブランドを持つほか、免税店のDFSグループなどを傘下に収めている。
配下の企業の販売品は、ヨーロッパ内生産のほかにアジアへの外注を行っている。シャンパンのシェアは米国で16%、日本では70%を占める。
2018年12月期 連結決算ファッション分野が好調、過去最高の売上収益を達成

 

LVMH(モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン)グループの2018年12月期(2018年度)連結決算は、2ケタの増収・増益を達成した。売上収益が過去最高を記録した。「日本」ディビジョンも2ケタの増収で、引き続き好調だった。

 

 

連結売上収益は468億2,600万ユーロ(約5兆8,532億5,000万円、1ユーロ=125円で換算)で、9.8%増と2ケタ近い増収を達成した。売上高総利益率(粗利率)が66.6%(1.3ポイント増)と改善したほか、販管費率も45.3%(0.6ポイント減)と低下した。その結果、営業利益が98億7,700万ユーロ(約1兆2,346億2,500万円、同)、当期純利益は69億9,000万ユーロ(約8,737億5,000万円、同)、19.7%増で、各段階において2ケタの増益を達成した。

 

「ルイ・ヴィトン」はおしなべて好調に推移したようだ。「クリスチャン・ディオール」や「フェンディ」も堅調な推移だった。「ケンゾー」はメンズウエアの拡販が順調、「ベルルッティ」が業績を拡大した。
期末の店舗数は、グループ全体で4,592店(218増)。「Europe(excluding France)」が1,153店(3減)で最多。「Asia(excluding Japan)」が1,289店(138増)と増加した。「United States」は783店(29増)、「France」が514店(6増)。日本は422店(10増)だった。

 

ファッション
Louis Vuitton (ルイ・ヴィトン)、LOEWE (ロエベ)、CELINE (セリーヌ)
KENZO (ケンゾー)、Dior / Christian Dior (ディオール/クリスチャン・ディオール)
FENDI (フェンディ)、GIVENCHY (ジバンシー)
Donna Karan (ダナ・キャラン)、Tiffany & Co.(ティファニー)
化粧品・香水
Dior / Parfums Christian Dior (ディオール/パルファン・クリスチャン・ディオール)
GUERLAIN (ゲラン)、BeneFit (ベネフィット)、LAFLACHERE (ラフラシェール)
ACQUA DI PARMA (アックア・ディ・パルマ)
ウオッチ・ジュエリー
TAG HEUER (タグ・ホイヤー)、FRED (フレッド)
DIOR Watches (ディオール・ウォッチ)、BVLGARI(ブルガリ)
De Beers (デビアス)、FRED (フレッド)
ワイン・スピリッツ
Dom Perignon (ドン・ペリニヨン)、Moet & Chandon (モエ・エ・シャンドン)
Krug (クリュッグ)、Ruinart (ルイナール)
Veuve Clicquot Ponsardin (ヴーヴ・クリコ)
Hennessy (ヘネシー)、CHANDON (シャンドン)
CLOUDY BAY (クラウディー ベイ)、Cheval des Andes (シュヴァル デス アンデス)
セレクティブ・リテーリング
DFS (DFS)、Le Bon Marche (ボン・マルシェ)
Miami Cruiseline Services (マイアミ・クルーズライン・サービシズ)

 

 

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