はじめに

 厚生労働省社会保障審議会介護保険部会において、11月末に検討された社会福祉法人の事業展開等に関する検討状況についてと制度の持続可能性確保についてに当法人がどのように関わることになるのか、今後とも注視してまいります。
 ふりかえれば、平成18年に障害者自立支援法の施行を受け、当法人は就労継続支援事業を開始いたしました。しかしながら平成29年のA型事業の見直しを受け、当法人の事業所で行っている各就労項目の生産性等を慎重に繰り返し検討を行なった結果、クローバーズピアワッセのA型事業は経営改善計画に基づき引き続き行うこととし、東京、盛岡、八戸のA型事業は、行わないことにしました。
 このA型事業の廃止は、昨年度から今年度にかけ、順次行うとともに、併せてB型事業における就労項目、支援方法、定員等の見直しを行ってまいりました。これを受け、クローバーズピア日本橋は、昨年度に主たる事業所を移転し、今年度中に主たる事業所と従たる事業所の統合を行う準備を進めているところです。この事業所の統合は、利用者の方々への支援の充実を図るもので、現在行っている各就労項目は引き続き行うことに加え、より多様で適切な就労項目を利用者の方々の適性を勘案しながら拡充できるよう組んでまいります。

 

 クローバーズピア八戸南では、従来の就労項目に加え新たに介護予防事業・高齢者運動機能向上事業場の清掃やドッグランの運営を開始いたしております。
 また、看護小規模多機能型居宅介護と訪問看護ステーションを新たに開始しております。

 

 特殊浴槽の入れ替えについては、前期に特養、当期にアネックス、ひまわり、本町そしてこうようで行なうようすすめております。

 

 昨年1月からスタートしているグループウエアーの拡充の一環として30名あまりの役職者のスケジュール管理を開始し、法人全体の動向の可視化を進めております。

 

 職員の処遇改善の一環として、人事考課シートの導入に取り組んでおります。

 

 以上、年末にあたり、当法人の事業の一端を申し上げ、広報「なかよし12月号」発刊のご挨拶といたします。

 

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