はじめに

 昨年末から今年、そして来年早々までの間に、計画的に各施設内にある特殊浴槽の入れ替えを行うこととしてまいりました。
 各職員の皆さんがこれらの機器を丁寧に扱ってくれたからこそ耐用年数をはるかに超える長い期間使用することができました。
 利用者の方々が重度化し、特殊浴槽へのニーズは極めて高くなっている状況であるため、それぞれの施設の特性に応じた適切な特殊浴槽の再配置をしております。
 このほか業務用洗濯装置、大型ボイラー等の設備の更新も視野に入れて取り組んでまいりたいと思っております。
 他方、当法人の職員の方々の世代交代をしっかりと図ってまいりたいと思っております。次の世代を担う若い人々にこの法人の未来を託す必要があります。
 世代交代を行うことによって若い方々に適切な処遇を行うことができ、仕事に対する熱意と情熱に報いることができるものと確信しております。
 この数年間を振り返ってみても目まぐるしい変化が生じておりそれらの変化にブレることなく適切に対応するばかりでなく、それらの変化自体を追い風にして、時代の変化を先取りし、法人としてどうあるべきかを常に検証しながら歩んでいく必要があります。
 当法人は、社会福祉事業の用に供する大きな施設をそれぞれの場所に所有しておりますが、いずれは、それらの更新の時期を迎えることになります。
 どのような方法で更新をして行くかは、まさに次の世代に与えられる大きなテーマであり、社会福祉事業としての永続性を裏付けるものであろうかと思っております。 当法人設立20周年に当たって、記念植樹を行い来年春までには未来へ残すべき記録を小冊子にまとめてみたいと思っているところであります。

 

 以上、事業の一端をご説明し広報なかよし11月号発刊にあたってのご挨拶とさせていただきます。

 

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