はじめに
皆さまには、日頃より社会福祉法人信和会の運営に対し、深いご理解とあたたかいご支援を賜り、心より感謝申し上げます。
令和7年度も残すところ5か月となり、折り返しを過ぎた後半戦に入りました。本年度の信和会の重点目標は、法人全体のDX化のさらなる推進と、全事業所における経営の健全化と均衡化にあります。各施設で生じている収支の偏りを是正し、限られた経営資源を有効に活用しながら、法人全体として持続可能な運営を確立してまいります。
そのために、老朽化した設備の計画的な更新を進めるとともに、電気料金高騰への対策として契約内容の見直しを図り、エネルギーコストの最適化にも取り組みます。また、「ひまわりの家」では、住宅型から介護型への転換を進め、介護体制の充実に必要な備品・設備の整備を進行中です。これにより、利用者の皆さまにより安心で質の高いサービスを提供できる環境を整えてまいります。
さらに、職員全員の処遇改善と若返りの推進を通じて、働きがいのある職場づくりを目指します。給与体系の「見える化」を進め、公平性と透明性を高めながら、法人内の意識改革と組織力の向上を図ってまいります。また、法人の各種社内規程の整備を進め、法令遵守とガバナンスの強化を一層推し進めてまいります。
残りの5か月間を、次年度への飛躍に向けた大切な準備期間と捉え、職員一人ひとりが主体性を持って取り組める組織文化を醸成していく所存です。
今後とも、皆さまの変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、広報「なかよし」11月号発刊のご挨拶といたします。
