公正証書遺言
【公正証書遺言 作成用文案】
遺言書
私は、以下の通り遺言する。
第1条(遺言者の氏名・住所)
私は、〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号に住所を有する〇〇〇〇(昭和〇年〇月〇日生)である。
第2条(遺言の趣旨)
私の死後において、遺産を円満に承継し、配偶者および子どもたちの生活の安定と家族の和を守ることを目的として、本遺言を作成する。
第3条(相続財産の内容)
私の相続財産には、次のものが含まれる。
1.不動産
所在地:〇〇市〇〇町〇番地(自宅土地建物)
登記簿記載の所有者:遺言者本人
2.預貯金
〇〇銀行〇〇支店 普通預金 口座番号:1234567
〇〇信用金庫 定期預金 口座番号:7654321
3.有価証券
〇〇証券における株式および投資信託(詳細別紙財産目録に記載)
4.その他動産(自動車、骨董品等)
第4条(財産の分与)
1.配偶者〇〇〇〇(昭和〇年〇月〇日生)には、以下の財産を相続させる。
(1)自宅土地建物一式
(2)預貯金のうち〇〇銀行口座にある金銭〇〇〇万円
(3)生活に必要な家財一式
2.長男〇〇〇〇(昭和〇年〇月〇日生)には、以下の財産を相続させる。
(1)投資信託及び上場株式一式
(2)預貯金のうち残余の半分相当額
3.長女〇〇〇〇(昭和〇年〇月〇日生)には、以下の財産を相続させる。
(1)残余の預貯金の半分相当額
(2)自動車および趣味財産(希望に応じて調整)
第5条(特別受益の考慮)
長男〇〇には、平成〇年に住宅購入のため援助金1,000万円を贈与しているが、本件贈与は特別受益とはみなさず、本遺言による配分にて最終とする。
第6条(遺言執行者の指定)
遺言の内容を実行するため、次の者を遺言執行者として指定する。
氏名:〇〇〇〇
住所:〇〇市〇〇町〇番地
職業:司法書士(または弁護士・信頼できる家族)
第7条(付言事項)
本遺言は、配偶者〇〇の老後の生活を第一に考慮し、長男および長女にはできる限り公平となるよう配慮して作成したものです。
私は家族それぞれに感謝しており、この内容が家族の将来の平和と信頼を支えるものとなることを願っています。どうか争いなく、互いを尊重しながらこの遺言を受け入れていただければと心より願います。
令和〇年〇月〇日
遺言者:〇〇〇〇(自署)